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T. N.

常により良いものを作りたいという思いで業務に取り組んでいます。

技術製造課 係長 / 1995年入社

T. N.さん

Q.現在の仕事内容を教えてください。

全ての工程に関われる面白さがあります。

新日本工機は工作機械メーカーですが、岬工場では遠心鋳鋼管の製作もしています。私は遠心鋳鋼管の製作スタッフとして原材料手配から鋳造工程管理、作図や技術的なことまで幅広く携わっています。お客様からの注文が入れば必要な材料や寸法を決め、完成するまでの全ての工程に関わることが出来ます。求められる知識や経験は多いですが、新日本工機でも全ての工程に関与できる部署はここだけなので、責任ある仕事ができるところに魅力を感じています。

Q.仕事での課題を教えてください。

品質を心掛けて。

遠心鋳鋼管は鋳造した後、製品形状に加工する際に欠陥が発見される場合があります。同じものを製作しても鋳造する時のちょっとした条件の違いが不具合の原因になります。溶けた金属の状態やその溶けた金属をどれくらいの早さで流すか、など経験に頼る点も多くありますが、それらを分析しながらいつでも同じ品質のものが作れるような取り組みを進めています。常により良いものを作りたいという思いで業務に取り組んでいます。

Q.学生時代の役立った経験はありますか?

何事も基礎が大切。

学生時代は部活動で車の製作を行い燃費競技に参加していました。このときに試行錯誤しながら取り組むことの楽しさを知り、それは今の仕事に共通しているところだと思います。熱処理一つとっても何度でどれくらいの時間にするのかなど常に考えています。また、勉強では機械、化学、金属、力学などの基礎知識や原理原則は今でも仕事に役立っていると実感しているので、皆さんも学生時代の勉強は大切にして下さい。

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