ABOUT SNK
私たちが創っているもの
社会や暮らしの中で
「大きい」と思われるものには
SNKの工作機械が使われてます。
街を走る自動車、空を飛ぶ飛行機、海を行く船から大地を耕すショベルカー、街を照らす発電所、今の時代には欠かせないスマホやタブレット… 皆さんが必ず目にしているモノがどこでどう作られているか知っていますか?
新日本工機の工作機械が世界中で創り出しています。
名前も姿、形も見えませんが、”SNK”が無ければ出来ないものが数多くあります。

金属を削る=社会を創ることなんです
工作機械と聞いて何をイメージされますか?見たことがあるという方はいますか?
固い言葉で説明すると、「金属や非金属の材料から要らない部分を削り取り、必要な形を作り出す機械」です。これでもピンと来ないと思います。もっと簡単に言うと、「鉄やアルミを希望する形に削る機械」です。あの固い鉄を削るのが工作機械なんです。削った部品を組み合わせて別の機械を作ります。そして、その機械を使って様々な製品が誕生するので、工作機械は「機械を作る機械」や「マザーマシン(母なる機械)」と呼ばれます。私たちの機械があって初めてものが作られ、陰ながら私たちの社会や暮らしを支えている機械が工作機械であります。



材料には金属・非金属さまざまな材質形状があります。そのまま削り出すものもあれば金属と金属を溶接する場合もあります。
(補足) 具体的素材として、鉄・アルミ・チタン・インコネル・複合材(CFRP)などが挙げられます。


機械も素材の種類や大小に合わせて様々あります。固い素材を削るための「力強さ」、作業効率を上げるための「速さ」、正確に仕上げるための「緻密さ」などが組み合わさり、その機械の特徴となります。


最終製品に必要とされる様々な形状や精度に削り出された部品には、工作機械を作った私たちの想いも詰まっています。


削り出された様々な部品が組み合わされて身近なモノの姿になります。私たちは自分たちが創ってきたモノを日々実感しています。
どうやって金属を削るの?
工作機械では工具という<削る>ための道具でワークという<削られる>素材を加工して形にしています。
切削加工

旋盤
ワークを回転させて、バイトと呼ばれる工具を押し当てて加工します。主に筒状の丸い形をしたものの加工を行います。SNKでは、1901年に初号機を製造した後、海外との技術提携や大型門型機のノウハウを組み合わせた大型旋盤を手掛けました。これまでに400トンの超重量物を積載できる旋盤の製作実績もあります。大型機を得意とするSNKにしか出来ない技術・強みであります。
ミーリング
( フライス加工・ドリル加工 )

マシニングセンタ
旋盤とは反対に、回転する工具にワークを当てて形を作ります。操作をNCと呼ばれるプログラムで管理出来る機械をマシニングセンタと呼びます。SNKは日本で初めて門型加工機を開発した会社で、門型マシニングセンタを主力製品としています。全長60m、ワーク重量450トンが載る機械も製作しています。この機械を1/1000mm単位で制御できるのもSNKの技術です。
研削加工

研削盤
砥石を高速で回転させながらワークにあてることでワークを磨いていく加工機を研削盤と呼びます。研削盤は旋盤やマシニングセンタで切削加工したワークをさらに高精度に仕上げる目的で使われるため、更に高い加工精度が求められます。1955年から製作を始めた研削盤もSNKが作ると大型になり、2mを超えるワークも加工が出来ます。