WORK
and
PEOPLE
仕事と人
新日本工機では
一人一人が主人公です。
大型の工作機械が新しいモノを創り出すまで何年もかかります。お客様との会話を重ね、何回も図面を書き直し、
現場で部品を削り出し、何千点もの部品を組み立て、組み上がった機械が動き出す。
その一つ一つの仕事を通じて、自分が世界の最先端を創っていることを実感します。自分の成長が世界の成長とリンクする。
そんな新日本工機の仕事と働く仲間をご覧ください。
営業
新日本工機の営業の特徴は直接営業であるという点です。工作機械は商社などを通じて販売することが多いビジネスですが、新日本工機では営業一人一人が直接お客様から現場や経営の困りごとをお伺いし、それを解決するために技術部門などを巻き込みながら機械やソリューションの提案をしていきます。「30年間、お客様とともにものづくりの改善を続ける」新日本工機のビジョンを最前線でカタチにしていくのが新日本工機の営業です。そのためには多くの努力が必要になりますが、お客様からの「君から買った機械で会社が成長したよ」の一言を力に成長を続けます。
設計
お客様の実現したいことを具体的なカタチにしていくことが設計者の仕事です。図面に線を引きながら、どのような加工やものづくりをされるのか、様々な想定をしながら最適な設計を追求していきます。新日本工機では設計の原点もお客様の現場になります。お客様の現場に設計者自らが何回も出向いて潜在的なニーズまで探りながら構想をし、
CADやCAEなどのツールを駆使して機械1台1台の図面を創り上げていきます。「良い機械だね」そんなお客様の一言を直接聞けるのが新日本工機の設計者の仕事です。
調達
設計が描いた図面をカタチにするためには数千点以上の材料や部品を調達する必要があります。新日本工機が作る工作機械はお客様ごとに仕様が異なるため、そこに使う材料や部品もカタログから選んで買えるモノばかりではありません。調達担当者は図面から必要な性能や機能を読み取り、日本だけでなく世界中のサプライヤーから最適なQuality-Cost-Delivery(品質・コスト・納期)を実現できるモノを調達してきます。
機械加工
組立
新日本工機の工場には、門型加工機、旋盤、研削盤など数多くの機械加工設備があります。技能を磨きながら全員が複数の機械を操作できるような教育や環境づくりがされています。新日本工機の機械はオーダーメイドです。その為、現場で加工する品物も日々変わります。最初は簡単な加工から始め、徐々に難しくしていき、最終的にはより早く、より綺麗に加工できるように工夫するところが加工職場のやりがいになります。自分達の加工した品物が製品のどこで使われているのかすぐに確認できるところも醍醐味です。
私たちが取り扱う工作機械はとても大きく、完成した状態では輸送できないため、工場内で品質確認をした後に一度分解し、お客様の工場で改めて組み立てます。組立の仕事で最も重要なのはチームワークです。社内で各ユニットを組み立てた後、機械本体は2~4名のチームで数週間から数ヶ月以上の時間をかけて組み上げていきます。新しい工場で新しい機械を完成させる、お客様にとっても忘れられない瞬間を創るのが組立の仕事です
電機
品質管理
新日本工機の「電機」の仕事は2つあります。1つ目は制御盤の製作です。機械を動かすための頭脳となる制御盤を新日本工機ではお客様ごとの仕様に対応するために社内で製作しています。2つ目は電機組立です。機械内部に張り巡らされた多数の電線と頭脳となる制御盤を接続し、機械が正確に動作するかの確認まで行います。機械に電源を入れることを「灯(ひ)を入れる」と言います。機械の最初の鼓動を聞く仕事、それが電機の仕事です。
「品質管理」の仕事は部品検査と製品検査があります。部品検査は加工された部品を測定し、寸法精度や外観品質等の確認を行います。製品検査は組立・試運転後した後、お客様へ納入する前に機械本体の動作精度や機能の確認を行います。機械の不具合についての原因追及や対策を行うのも品質管理の仕事です。お客様のものづくりの精度に関わるとても重要な仕事です。
遠心力
鋳造管
遠心力鋳造管は新日本工機の工作機械に欠かすことのできない素材ですが、この商品は工作機械以外の様々な業界でもお使いいただいています。
遠心力鋳造管の製作には、溶解、鋳造、熱処理、溶接など様々な工程があります。溶融した金属を回転している金型に流し込み、遠心力の作用で均一な素材のパイプを製作します。材質やサイズをお客様の要望を聞きながら製造するため、完全オーダーメイドの受注生産品です。
高温のものを扱うため危険な作業もあり、チームワークがとても重要な仕事です。また、お客様によって求められる材質や強度が異なるため、品質確認も重要になります。